M1 Macで有線LANに繋がらない。(カスペルスキー)
更新:2022/04/17
公開:2022/01/18
MacBook Pro 16 M1 MAX(2021)を年末に買いました。
MacBook Pro 16(2019)を2年弱使って、スペック的には文句なし、安定しているしすごくよかったのですが、熱とファンがすごいのと、ウェビナー中に他のアプリの挙動が遅くなることがあったので買い替えしてしまいました。16万円で下取りもできたし。
で、今回は前回以上の実感できるスペックと安定性、そして静か!
あとは、回線速度が上がればもう言うことなしなんですが、旧MacBook Proで試しに有線LANを試したところ速度がかなり速まったので、M1 Macでも試してみました。
目次
なぜか繋がらない
私のPC環境はほぼ同じ環境で、机が並び、CalDigitのドッグでケーブル一本でディスプレイから外部カメラやマイクまで一気につながる状態になっています。
同じ環境だけど、なぜか新しいMacBook Pro 16だけ有線LAN経由のインターネットに繋がらない。
原因発見
そこで、セーフモードで再起動したところ、繋げることができたので原因の切り分けとして、ネットワークやハード面の問題ではないと言うことがわかりました。
結局は、カスペルスキー インターネットセキュリティをオフにしたところ、有線LANインターネットにつながりました。
設定変更
だからと言って、オフにしっぱなしだとまずいので、オンにしたまま、詳細設定で一つずつ解除していったところ、「ネットワーク攻撃防御」の項目の「ネットワーク攻撃防御を有効にする」のチェックを外すと、有線LANが有効になります。
環境設定の検討
ただ、このままだとネットワーク攻撃を有効にできないので、環境設定でルータのIPアドレスを「信頼済みコンピュータ」として設定したりしましたが、「ネットワーク攻撃防御を有効にする」とやはり有線LANにはつながりませんでした。
他に変更できる設定画面はないので、ここで何か解決策があるかもしれませんが、見つけられていません。しばらくは、Wi-Fi運用をメインにして、解決しないようなら他のセキュリティソフトに変更します。
追記及び経過
この記事を書いた後、カスペルスキーへ電話して聞いてみましたが、何日間かのやり取りの末、解決方法が見つかりませんでした。一応この不具合は、本社では認識しているようです。
公式の回答は、しばらく「ネットワーク攻撃防御」のチェックを外して使ってほしいとのことでした。
もう何ヶ月も放置ですね。
2022年4月追記
この問題が解決せず、無防備状態を強いるセキュリティソフトってよく分からないので、シェアの高いノートン360に変更しました。
これで、しばらく様子見ようというところでしたが、ノートン360ってこんなひどいの!?という状態に陥りました。
・とにかく重い。M1 Maxの性能をノートンで消費しても足りない。
・アプリケーションの起動毎に通信の許可をしなければいけない。
・アプリケーションを使用中のインターネット接続毎に許可をしなければいけない。
・Adobe製品と相性悪い?起動しなくて半日潰れる。
・アンインストール以外の停止方法が分からない。疲れて調べる気力も起きない。
で、設定を見直しをしていたところ、アプリケーションの遮断というものをオフにしたらいいかもという点に気づきました。
- マイノートンを開く
- デバイス向けセキュリティ 開く
- セキュリティ画面で、上記の画像の①設定タブをクリックして、②アプリケーションの遮断をオフ
これで、多くの面倒な許可の表示が出ないことを願います。Adobe製品を入れているとクリエイティブクラウドの通信が頻繁で、その度に許可ポップアップに作業を強制停止させられます。
無料アプリや、セキュリティに不安のあるアプリケーションを使用しなければ、当面大丈夫かなと。
とりあえず、使用方法がわかったノートンを使うか、他のソフトを試すかまた検討します。
スギヤマです。
主にガジェットいじりに関わる記事を投稿します。
まったく同じ症状です。
さらに保護機能をONにしていると、サイドカーもユニバーサルコントロールも使えないようなのですが、どうですか?
コメントありがとうございました。
サイドカーは使えました。
外付けディスプレイと、サイドカーを両方使うと反応が悪いので私の環境だと実用的ではなかったです。